2014 W杯 日本 対 ギリシャ の展望
皆さんこんにちは。
明後日6/20の午前7時にキックオフとなるギリシャ戦へ向けてです。
日本は勝たなければならない
日本代表に求められる結果。これは間違いなく勝ち点3です。誰が見たって3戦目のコロンビアのほうが手こずりますし、どちらかには勝たないとグループステージはぬけないためです。
気候の話をするとレシフェでの1戦目は気温30℃近く湿度77%、2戦目のナタールはガーナ対アメリカでは28℃68%と実況が話していたので、コートジボワール戦と恐らくほとんど変わらないか少しマシな気候になります。ということは1戦目と同じように走らされたら負けです。既にナタールで行われたメキシコ対カメルーンはカメルーンがメキシコに走らされて良いとこなしでした。
ギリシャはなめたくなる相手だが…
恐らくギリシャの最近の試合をハイライトでも見た方はわかるでしょうが、暗黒期の日本並みに決定力がなく、誇っていた守備もそこまでじゃないという状況です。
コロンビア戦でのワンシーン。コネからのロングボール…
トロシディスがフリーで中で完全にフリーなゲカスに折り返し!
これが決まらない!バーに当てるほうが難しいよゲカスさん…。
まぁギリシャの決定力はおいておいて、多くの方の予想通りギリシャが引いてくるとすると、日本はまずボールポゼッションができるので、なんといっても気をつけるべきは中盤でのミスからのショートカウンターです。1戦目で出来なかった前線からの連動したプレスをすれば相手を押し込めるのですが、中盤の組み立てで取られると香川岡崎が疲れるし位置も低くなるし前から行きにくくなるという悪循環になります。
加えてですがボランチの先発は遠藤ともう1人(長谷部か山口)が良いと思います。遠藤は昨日の記事にも書いたように守備では穴ですけど、中盤の組み立ては圧倒的です。青山は良い縦パスを持っていますが、無理な縦パスになることも多く、カウンターを受けやすくなる可能性も高いです。ただ終盤同点の際などにはとても重宝すると思います。
というわけで日本のキーマンは遠藤です。香川の復調も鍵ですが。
対してギリシャの要注意人物は上のキャプチャですばらしいパスをしてるMFコネです。前半には素晴らしいミドルを打っていますし、こいつは誰かがつぶしにいかなければいけません。
勝つ確率は高そうだが…
さて、一見いい試合運びができそうですが、少し不安なのは
本田さんがこの記事でポゼッションから主導権を握るということを言っているので、間違いなく日本はこのようなサッカーをするつもりで、それは良いのです。
ただサマラスが我々は守るだけではなくボールを回してチャンスを作るチームと言っているのは一抹の不安をおぼえます。本当にギリシャはサイドバックも引いてくるのか…。
ただ、もしギリシャがコートジボワールのように対日本用に戦術を変えてきたとしても、日本の選手たちが自分たちのサッカーを貫いてほしいと思います。もしカウンターで1点取られたところでこの逆転が多い今大会、主導権を握り続ければ勝てるはずです。
頑張れ日本!
それにしてもなんで今大会逆転多いんだろうか…。
今週のお題「サッカー」